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入院中のお食事について

入院中のお食事は大きく分けると「一般食」と「特別食」があります。「一般食」とは、特別な制限のない食事です。「特別食」とは、病気の治療に必要な考慮(制限)した食事です。
病院で提供する食事には、いろいろな制約があり皆さまの満足には届かない事も多いですが、入院中のお食事が治療食としての役割だけでなく「食べる楽しみ」となるよう行事食や季節感のある献立などを取り入れ、患者さんに潤いを感じていただけるよう努力しています。
季節ごとに、四季を感じていただける御弁当も提供しております。
又、週に1回「郷土料理の日」があり、「今日は何県?」と、楽しくおいしくお食事していただけるよう一生懸命調理いたしております。

季節のお弁当

  • お花見御弁当

  • 秋の里御弁当

他に、お正月おせち(冬)、土用の丑の日御弁当(夏)もあります。

郷土料理の日

  • 水無月

  • 焼鯖寿司

  • 芋あべかわ

  • 深川丼

  • ねぎま鍋

食事形態について

それぞれの患者さんの病状に応じて提供するため、多種の食事を準備していますが場合によっては食べにくいこともあるようです。全部食べられてこその治療食ですので、食べにくい場合は食形態を変更し工夫させていただきます。

嚥下調整食学会分類と当院の食事

  • とろみ水(学会分類2013:0t)

    形状 学会分類2013(とろみ)の中間〜濃いとろみ
    主食
    特徴 タンパク質含有量が少ないとろみ水、とろみジュース
  • ゼリー食(学会分類2013:1j)

    形状 簡単につぶせるゼリー、プリン、ババロア、ムース状のもの
    主食 おかゆゼリー
    特徴 高エネルギー、高タンパク質のゼリーを3個/食。E100Kcal、P4g×3個。
  • 嚥下(学会分類2013:2-1)

    形状 ムース状もしくはペースト状のもの
    主食 ムース状もしくはペースト状の粥
    特徴 ミキサーにかけ、粒がなくなる状態にし、ムース状(ゲル化剤使用)もしくはペースト状(ゾル化剤使用)にして提供。
  • ミキサーとろみ(学会分類2013:2-1)

    形状 ムース状もしくはペースト状のもの
    主食 ムース状もしくはペースト状の粥
    特徴 ミキサーにかけ、粒がなくなる状態にし、ムース状(ゲル化剤使用)もしくはペースト状(ゾル化剤使用)にして提供。
  • きざみとろみ(学会分類2013:2-2)

    形状 2-1がやや不均質(粒がある)で、ムース状もしくはペースト状のもの
    主食 全粥。必要に応じて、とろみ付き全粥
    特徴 若干粒を残した状態にし、ムース状(ゲル化剤使用)もしくはペースト状(ゾル化剤使用)にして提供。
  • きざみ(学会分類2013:3)

    形状 5mm以下程度にきざみ、まとめた状態
    主食 全粥。必要に応じて、とろみ付き全粥
    特徴 形はあるが、歯や入れ歯がなくとも口腔内で押しつぶし、食塊形成が容易なもの。
  • 一口大(学会分類2013:4)

    形状 箸やスプーンで切れるやわらかさ、スプーンに乗る大きさ。
    主食 全粥または軟飯
    特徴 形があり、かたすぎず、ばらけにくく、粘りつきにくいもの。箸で切れるやわらかさ
  • 軟菜食(学会分類2013:4)

    形状 箸やスプーンで切れるやわらかさ。
    主食 全粥または軟飯
    特徴 形があり、かたすぎず、ばらけにくく、粘りつきにくいもの。箸で切れるやわらかさ